サンタさんの思い出です。


小学校2年生のクリスマスだったと思います。
つまり昭和38年のクリスマスですね。
まだ、サンタさんを信じていたわたしは、イブの夕暮れ時、外遊びに疲れ、ぼんやりと線路に沿った道を行き来する人や自動車を、少し高いところから眺めていました。
と、そのとき大きなトラックが、サンタさんの服を着た沢山の男性を むき出しの荷台に乗せて、目の前をゆっくりと通り過ぎていったのです!!!
・サンタさんはひとりのはず。
・サンタさんは太っていて
・欧米(アメリカ人)のおじいさんで
・おひげも髪の毛も白いはず。
荷台に乗っていた、沢山のサンタさんは、、、、
・日本人!!!
・髪の毛は黒く、ひげもない、
・おじいさんじゃない、
・みんな痩せている
ショックでした。。。。。

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そのあと、家に急いで帰り、母を追求したのです。
こういう重大!なことは父に質問したかったのですが、あいにく父はまだ帰宅していなかったので。。。
『たった今、外でこんなものを見てしまった、あれは何だ!?(サンタさんなんか居ないじゃないか!)』
と。
母の答えをはっきりとは憶えていません。
憶えていない訳は、たぶん母の答えがあいまいだったからなのでは?と思っています。
でもたしかこんな感じだったはずです。
「あれは、人間がサンタさんの格好を真似しているだけだ」
「本物のサンタさんはあなたの心の中にいる」