失神体験

1/20(月)のおはなし

この日は、朝から体調が悪かったけど、雑誌の締切の日なので休むわけにもいかず、出社することに。

山手線のドア際に立ってたんだけど、だんだんと吐き気をもよおし、目まいがしてきて、

「わ~困った、これじゃ仕事にならない。もうすぐ駅だしどうにかしなくては」

なんて思っていたら、

。。。。。。。。。。

耳元で

「大丈夫ですか」

  (ん?)

「大丈夫ですか?」

と大きな声がするのに気づき目を開けると、、

真上に男性の顔が視界いっぱいに広がっていたのでした。

まるで、映画というかアニメのワンシーンみたいに。

朦朧としつつも咄嗟に何が起きたのか判ったわたしは、

とにかく電車を止めてはいけないと思い

「すみません」

といいながら、ホームにヨロヨロととびだして、

正に藁をもすがる気持ちで

何故か自動販売機と空き缶入れの隙間に逃げ込んで、そこでもう一回意識が途切れる。

。。。。。。。。。。。。

駅員さんは来なかったので、たぶん長くても1分位だと思うけど、意識が戻ると

わたしは、

右手で空き缶入れの丸い穴をつかみ、

左手は白い自動販売機に爪を立てるようにしがみつくようにして座り込んでいました。

。。。。。。。。

締め切りの日には、這ってでも出社しなくてはいけない

というのが鉄則。

とにかく、フラフラしながらも出社。

でも、小一時間ぐらいしたら、仕事ができるほどに回復。

今は、ちょっと疲れているけど、大丈夫です。